今回の”What's New ”のコーナーでは、大阪マラソンに引き続いて開催された第3回神戸マラソンの模様をご紹介します。
こちらも好天に恵まれ、2万人のランナーが神戸の街を駆け抜けました。


第3回神戸マラソン

 ミナト神戸の街を楽しみながら明石大橋までを走るのが、神戸マラソンです。
 
キラキラ光る海を眺めながら走るのが、このコースの魅力のひとつです。




 
コースは三ノ宮の神戸市役所前をスタートして西に向い、明石大橋で折り返す第1回から同じルートです。(詳しくはバックナンバーの第1回大会に地図が出ています)
 この大会もやはり日医ジョガーズの医療支援大会で、30名の会員医師と30名の救急救命士が参加しました。

 スタートの市役所前に小さな石碑がありました。
 それは神戸がマラソン発祥の地というものです。



 中華街の前を通り、鉄人28号のある長田公園に行くと声援が大きくなります。そして須磨が近づきます。須磨浦公園がクォーターの部のフィニッシュです



 

須磨浦公園では
源平合戦に因んだ衣装を着けての応援がありました。
またその先では弁慶の姿のランナーを見かけ、お願いして写真を撮らせていただきました。何と一本歯の下駄です。
三国志の劉邦姿の応援も、神戸らしい風景です。




 垂水漁港が見えてくると、その後ろに明石大橋の全容も姿を現します。

 明石大橋の袂で折り返し、もう少し行くとフルの中間点です。



 レース終盤での応援スポットは、ハーバーランドです。チアガールやゆるキャラが大きな声援を送ります。
ハーバーランドを過ぎると,、次はポートアイランドまで高速道路を走ります。この上りはきついですが、交通遮断された高速道路を走る気持ち良さは何とも言えません。




 写真左は高速道路の上から見た神戸の街、中央はポートアイランド大橋(40㎞地点)です。



 ゴールはマラソンを何回走っても嬉しくて感激します。この神戸マラソンは私にとりまして、100回目のフルマラソンでした。
 フィニッシュゲート横の木の紅葉が美しく、花を添えてくれた気がしました。


第3回大阪マラソン

 走る人も、応援する人も、とことん楽しむ、それが大阪流!

台風一過、青空の下で第3回大阪マラソンが開催されました。運よく5.2倍の抽選に当たりましたが、ランニングドクターの仕事もあり兼任して走りました。

 

 広々とした御堂筋がランナーのために解放され、そこを走る爽快感がこの大会の大きな魅力の一つです。





 
スタートは大阪府庁前です。松井知事が手を振るスタータ台の横の時計が、既に30分になっています。つまり一番後からスタートした自分がスタートラインまでにかかった時間です

 スタートして森ノ宮から勝山通りを南下し、鶴橋で右折して千日前通り(中)に入ります。
そして難波から御堂筋を中之島まで往復してきます。道頓堀の橋の上でくいだおれ太郎が応援です。



 中央公会堂、大阪市役所、大阪ドームを順に見ながら、コースが進みます。



 通天閣を過ぎてしばらくすると、蛇皮線をずっと弾きながら走るランナーと出会いました。お許しを得て写真を撮らせていただきました。

 あちこちで盛大な応援が繰り広げられ、ランナーに元気をくれます。


 コスモタワーが近くなると、いよいよフィニッシュです。応援も更に賑やかになります。


 昨年の大阪マラソンでは2名の心肺停止があり、AEDで二人共に救命されました。今年は22名が救急車で搬送されましたが、幸いに大きな事故には至りませんでした。