雄大な自然や美しい花を見ると、心が癒されるような気がします。今回の”What's New ”のコーナーでは、今年の夏休みに訪れたスイスの山々と高山植物を紹介します。
 港KOBE・Mt六甲トレイルラニングレースも引続き掲載しています。


スイスの山々と高山植物の花々

 今年の日本は異常気象続きですが、スイスでもこの夏は異常気象だったそうです。7月から8月にかけて雨が多くて気温が低かったのですが、お蔭で高山植物の花が遅くまで咲いていました。

 
 南東側からのマッターホルン。東壁と南壁が見えますが、北側からの有名なマッターホルンと少しイメージが異なります。

 
 世界で一番高い所にあるクライン・マッターホルン展望台(3883m)からの眺め。
 マッターホルンの頂上が低く見えます。


 写真左の尖ったピークがクライン・マッターホルン、その頂上に展望台がありロープウェイが繋がっています。写真中は有名なマッターホルン北壁。
 右は幸運にもその展望台から見えたフランスのモンブラン。


 フランスのシャモニーでは残念ながら天気が悪くてモンブランが見えませんでした。
 しかし帰りの飛行機からその姿をもう一度見ることができました(写真左)
 写真中はマッターホルンの麓の美しい村、ツェルマット。
 マッターホルン北壁を見ながらのトレッキング

 


 ベルナーオーバーランド3山のアイガーとメンヒ(左)、ユングフラウ(中)、麓の村からの3山(右)

 アイガー北壁もマッターホルンと共に世界三大北壁の一つです。  写真左がバッハアルプゼー湖からのアイガー北壁
 写真下も有名なピークですが名前は忘れました。
 右は世界遺産のアレッチ氷河


 高山植物の花もいろいろ咲いていました。日本では見たことのないような花もたくさんありました。


 左からエーデルワイス、ヤナギラン、イワキキョウの仲間、パンジーの仲間

 
 これらの花は私がこれまで見たことのない高山植物の花です。


 
  写真左の白い花のように見えるのはワタスゲです。
 日本でもよく見られます。
  下は有名なアルペンローザ(アルプスのバラ)です。
 時期が終わりかけていて少ししか咲いていませんでした。
  右は愛らしいマーモット、
 


 最後にクイズです。
  下の3つの写真はある有名な映画と関係があります。
  かなり古い映画で、悪役はテリー・サラバスでした。
  これが判ればかなりの映画通ですが、その映画は何でしょう?

   (解答は下)


港KOBE・Mt六甲トレイルランニングレース

 気温が30℃を超えると、ランニングというスポーツは医学的に危険とされています。そのため夏場には、涼しい山のトレイルランが盛んになりました。
 昨年港KOBE・Mt六甲トレイルランニングレースが発表された時は、正直少し驚きました。


 コースの関係上、定員が少ないとか、登山者優先、追い越し禁止区間などの制約はありますが、魅力いっぱいのトレイルコースです。
 第2回の今大会では、募集開始後すぐに定員をオーバーしたのにストップがかからず、結局500人のところが700人の参加者となってしまいました。


 コースは神戸市立森林植物園から再度公園を経て元町駅近くの諏訪山公園まで下り、帰りはトゥエンティクロス経由で戻るというものです。

 広い森林植物園を少し走ってからトレイルに出ます。参加した日医ジョガーズのドクターの一人はAEDを背負ってのランです(写真左)。すぐに急な上りや下りが始まります。


 再度公園には第1兼第3エイドがあります。        市章山のビューポイント、すぐ下に神戸の街並みが広がります。 

 元町のすぐ上の諏訪山公園の第2エイドは納涼エイドです。
 冷たい漬物、手作りトマトシャーベット、冷やしそうめんがあります。


 後半は上りが続きます。
 トゥエンティクロスは川沿いのコースで、上流の植物園を目指します。川を何回も渡渉することから、神戸の外国人に名付けられた名称
です(写真中、右)。



 ゴール前では両サイドに並んだ関係者が祝福してくれます。そしてゴールすると小さな子供たちがサイダーを持って来てくれます。本当においしかったです。


 参加した14名の日医ジョガーズのランニングドクター
 大会は大きな事故もなく無事に終わりました。



  クイズの答え; 女王陛下の007