この夏休みに念願の北欧を訪れました。素晴らしい自然と歴史ある街々に感動させられました。今回の”What's New ”のコーナーでは、その一部をご紹介します。


2015年 北欧の旅

北欧の大自然

 フィヨルドの雄大な景観は、アラスカやスイスのそれとは全く別のものでした。フィヨルドの周囲の岸壁にはたくさんの滝があることも、初めて知りました。
 訪れたのはノルウェー最大のソグネフィヨルドで、グドバンケンからフロムという町までのコースを遊覧船で渡りました。最初の写真だけは翌日にラルダールで早朝ジョギングの時に撮ったものです。
 フィヨルドは1300mの水深があるので、大型クルーザーが何百キロも奥まで入ってきます。






 フロム山岳鉄道はミルダールとフロムを結ぶ鉄道で、車体に世界で一番美しい列車の旅と書かれています。途中でショースの滝の見物駅があります。


 ノルウェーは電力の殆どを水力発電で賄うだけあって、山と森と川や湖がいたる所に見られます。




北欧の街

 ベルゲンはノルウェー第二の都市で、ハンザ同盟で栄えた港町です。美しい街並みは世界遺産です。港では新鮮な魚貝類を食べさせる屋台が出ています。


 ストックホルムではノーベル賞の晩餐会が行われる市庁舎を訪れました。晩餐会に使われる食器類も展示されています。
 そしてノーベル博物館では、ここだけでしか買えないノーベル賞メダルのチョコレートを買い求めました。直径5㎝ほどチョコレート(写真は10枚入り)ですが、値段は結構髙いです。


 早朝にヘルシンキの街をジョギングしていると、港に着いた頃に日の出になりました。サマータイムなので日の出は午前5時20分でした。ちなみに日の入りは午後9時半頃でした。

 マーケット広場ではいろいろな果物、野菜、キノコ、トナカイの角細工などのお店が出ています。
 写真中はラズベリー、ブルーベリー、イチゴ、サクランボなど。
 写真右の緑色のものはグリーンピースですが、こちらでは中の豆を生で食べます。甘くて美味しいです。


いろいろな乗り物

 今回の旅行では、飛行機以外に列車や船などの旅も楽しみました。
 オスロとベルゲンと結ぶベルゲン鉄道(左)、フロム山岳鉄道(中)、コペンハーゲンからストックホルムは国際高速列車(右)に乗車しました。
 またオスロからコペンハーゲンはDFDSの船旅した。船は4万トンの11階建てで、レストラン5、カフェ2の他に広い免税店やカジノなどもありました。


 コペンハーゲンの港で見かけたクィーンエリザベス号、こちらは9万トンで大きいです。何時かは乗ってみたい船です。


グルメ

 北欧は魚貝類の宝庫だけに、港の魚市場に行くと美味しそうなエビ、カニ、貝、魚が並んでいます。そこで料理してもらい、テントの下の席で港を眺めながら食事ができます。
 頼んだシーフード・プラッター(写真右の中央の皿)には、タラバガニ、ストーンクラブの爪、ムール貝、エビなどが山盛りでした。




 ヘルシンキのマーケット広場の屋台では、トナカイのミートボールを味わいました。ラズベリーのソースをかけるのですが、これが意外と美味でした。
 写真中と右はフィンランド航空機内食のビールとカニとエビのテリーヌ。熊の絵のビールがよかったです。


カルチャーショック

 北欧には歩行者、自転車専用道路がいたる所にありますが、馬もOKです。
 日本のカラスは真っ黒ですが、北欧のカラスは黒と灰色です。ちなみにトルコのカラスは黒と白でした。
 デザインの国だけあって、機内食の食事とワインのメニューもおしゃれでした。ライムをつかむ手のようなのもは生姜です。



ハプニング

 ノルウェーでフロムからベルゲンにバスで移動しました。途中でいくつかの長いトンネルを通りました。
 翌日そのトンネルのひとつで車両火災が起こり、バスが丸焼けになったそうです。
 その日は丁度ベルゲンから帰る途中で、何台も通る救急車に道を譲った私達のバスが、路肩のぬかるみに沈んでしまいました。