神戸マラソン2016が11月20日に開催されました。今年もスタートゲート前には、手袋のヒマワリがいっぱい咲きました。こちらにも医療ボランティアとして参加しましたので、今回の”What's
New ”コーナーでその模様をご紹介します。
大阪マラソン2016と第2回金沢マラソンも引き続き掲載中です。
神戸マラソン2016
神戸マラソンのテーマは、感謝と友情です。黄色い手袋で咲かせるヒマワリは、一昨年の震災復興20年の記念大会でも見られました。
今大会のキャッチフレーズは、"「ありがとう」の42.195km" です。
神戸の街のスポーツ用品店では、ウインドウ一杯にマラソンコースが描かれていました。
風船を付けているのはペースランナーで、3時間から30分毎のタイムでゴールします。
三ノ宮の神戸市役所前をスタートして、コースは西の明石大橋に向かいます。
震災の被害の大きかった長田地区では、新しくなった鉄人28号が出迎えてくれました。
途中の須磨浦公園では、いつも通り源平合戦の衣装を身に着けた応援隊が迎えてくれます。
垂水区に入ると垂水漁港があり、明石大橋が見えてきます。
明石大橋で折り返しますが、ここでコースの約半分です。
神戸の中心部に戻り往きとは少しコースを変え、モザイクと通ると高速道路を走ります。
フィニッシュはスタート地点とは異なり、ポートアイランドになります。
神戸マラソンでは私達医療ボランティアも完走メダルをいただきました。
今年のTシャツのデザインは評判が良かったようです。
大阪マラソン2016
秋晴れの青空の下で、今年の大阪マラソン2016が開催されました。45名の日医ジョガーズの医師が今年も参加して、スタートからゴールまでを走りながら、救護のボランティア活動を行いました。
大阪マラソンは、多くのボランティアに支えられて開催されています。
私達は医療ボランティアですが、他に2万人の一般ボランティアが大会を支援します。因みに参加ランナー数は、フルマラソン3万人です。
ボランティアは全員、交通費、食事、飲み物、報酬などはありません。
今回は大阪マラソンのボランティアに焦点を当ててみました。
スタート地点には多くのボランティアがいます。
我々メディカルランナーをサポートしてくださる方々(左)、スタート救護所(中)、スタートブロックへの案内担当(右)は広い大阪城で迷う選手の対応で忙しそうです。
大阪マラソンはスタートが大阪城公園で、ゴールが大阪南港です。ゴールまで選手の荷物を運ぶトラックの前には、たくさんのボランティアがいます。
スタート地点はAブロックからPブロックまでに分かれ、その整理をするのもボランティアです。
スタートゲートが煙を吐くのを初めて見ました。スタート時とスタートゲート閉鎖時に出るようです。
すぐに完走サポート隊に出会いました。彼らより前にいたら制限時間内に完走できるそうです。
給水所は多くのボランティアは必要な部門で、この給水所は関西大学の団体ボランティアが受け持っていました。
大阪マラソンだけのユニークなボランティア「力持ちボランティア」は、地下道や歩道橋で自転車や乳母車などを運ぶ役目です
選手トイレでは選手が横切る歩道で歩行者と衝突しないよう、ボランティアが交通整理をしてくれます。
天気が良くて、大阪の街を快適に走ったランナーが多かったのではないかと思います。完走率は97%を超えました。
大阪マラソンの人気の一つが、34㎞にある「まいどエイド」です。
ここには甘味、すし、たこやき、コロッケ、漬物などがあるそうですが、メディカルランナーのしんがりではほとんど残っていません。
タレントがTVで食べていたのは、キュウリの漬物、たこ焼き、いなりずしですが、とっくに売り切れていました。
フィニッシュはいつもながらの感動と感激が溢れています。
その陰には多くのボランティアのご尽力のあることを、改めて感じました。
金沢マラソン2016
「金沢をまるごと『走る!』をキャッチフレーズに第2回大会が開催され、13,000人のランナーが金沢の街を駆け抜けました。
豊かな自然や歴史的景観、食や文化といった金沢の魅力を味わえる大会として、人気が上がっています。
応援&グルメガイドには、詳しい地図と周辺の観光地グルメスポット、選手の通過時刻などが丁寧に紹介されています。
マラソン大会公認のおもてなし飲食店というのもあります。お店にはステッカーが貼られていて、いろいろなサービスが受けられます。
大会の前日には金沢駅の地下エベント広場で選手受付が行われます。ここでは金沢マラソンもてなしメッセというエベントが開催されました。、
またマラソンのフィニッシュ会場では、金沢マラソンフェスティバルが選手や応援の家族をもてなしました。いろいろな地元のグルメのお店が集合しました。
今回も日医ジョガーズの医療ボランティアとして参加しました
県庁前をスタート地点は正面が兼六園で、突き当りを左折すると左が金沢城です。
お城の石垣をバックに金色の纏がよく映えます。
加賀友禅を着た元きれいどころのお姉さん方も、大会に華を添えます。
コースは金沢の繁華街、香林坊を抜け、て犀川を渡って南下します。
金沢マラソンは全体的にフラットなコースで、大乗寺丘陵公園付近が唯一のアップダウンです。最高点は標高67mです。
食べまっしステーションも金沢マラソンの名物です。
和菓子、スイーツ、フルーツなどのエイドステーションがありますが、とくに金沢カレーのエイドが人気です。 小さいけれどカツカレーです。
金沢マラソンはワンウェイコースで、フィニッシュ会場は西部緑地公園陸上競技場です。
フィニッシュ付近では少し雨が降りましたが、大したものではありませんでした。
あちこちに金沢らしさのあふれる大会の完走メダルも、そんなイメージのものでした。
今年は天候に恵まれましたが、それでも11名の選手が救急搬送されました。
殆どが筋肉痙攣などによるもので、心肺停止はありませんでした。