あなたもマラソンを走りませんか

これまで走ったことがなくても大丈夫

少しだけの情熱と勇気、そして1足のランニングシューズがあれば

走る楽しさを忘れた大人たち

小さい子供達を公園の芝生に連れて行ったら、キャッキャッと走り回ります。疲れも知らずに走り回ります。しかし大人達は歩いたり座ったりするだけで、走ろうとしません。大きくなる間に走る楽しさを忘れてしまったのです。

楽しく走るためには

自分が楽に呼吸できて、隣の人と話ができるゆっくりしたスピードで走ることが肝要です。散歩のように途中で立ち止まって花を眺めたりして、そして飽きてきたら帰って来ればいいのです。そのためにもコース選びは大切です。散歩でなく散走と考えれば、気分的にずっと楽になります。

ひとつ重要なことがありあます。それは専用のランニングシューズを最初から使うことです。専門店に行くと一杯シューズが並んでいます。自分で選ばすにお店のスタッフに相談して、いろいろ試着してから選んでください。

空中を駆ける

歩くことと走ることの決定的な違いは、足が地面に着いているかどうかということです。歩く場合、必ずどちらかの足が地面に着いています。一方走る時には、どちらの足も着いていない空中に体が浮いている時間があります。何でも30分走れば、8〜9分は空中に浮いているそうです。空中を駆けていると考えれば、何となくウキウキした楽しい気分になってきます。

マラソンへの参加

ゆっくりと10kmくらい走れるようになったら、10kmマラソンやハーフマラソンに参加してみましょう。10kmしか走れないのにいきなりハーフなんて無茶と思うかも知れませんが、大丈夫です。極端に言えば11kmだけ走って、残り10kmを歩けばいいのです。制限時間の長い大会を選べばいいのです。

一般にマラソンは歩いたらダメとか、一度歩くともう二度と走れないとの思い込みがあります。しかし決してそうではありません。しばらく歩くと痛みなども取れてきて楽になり、また走れるようになります。

いろいろな大会の情報収集には、RUNTESが便利です。

フルマラソンへの挑戦

アメリカの小説で女性主人公がボストンマラソンに挑戦する話があるそうです。恋愛にも仕事にも敗れた主人公がこう言います。
「このマラソンのゴールを走り抜けたら、そこに新しい自分がいるような気がする。」

ベルリンオリンピックの金メダリストで、モントリオールで銀メダルだったフランク・ショーターはこう言っています。
「マラソンに勝者はいない。42.195kmを走り終えた者すべてが勝者である。」

どうです。あなたも挑戦してみませんか。


写真右上; 荒川市民マラソン
写真左中; 那覇マラソン
写真右中; 八ヶ岳野辺山100kmウルトラマラソン
写真下左; 萩往還マラニック250km
写真下右; 四万十川ウルトラマラソン