今回の”What's New ”のコーナーでは、秋晴れの青空と御堂筋の銀杏の黄色が印象的だった第2回大阪マラソンを紹介します。またその公式プレエベントの第3回大阪ごちそうマラソンも、楽しい大会でした。


第2回大阪マラソン


 昨年は10月末に開催された大阪マラソンですが、今年は会場の都合で11月25日となり、神戸マラソンと同時開催でした。素晴らしい秋晴れに恵まれ、大阪の紅葉した街路樹の下を、3万人のランナーが走りました。

 今大会にも日医ジョガーズの医師35名がメディカルランナーとして参加し、スタートからゴールまでを走りながら選手の救護に当たりました。

 コースは昨年と同じで、大阪府庁前から難波、御堂筋、淀屋橋、中之島、難波、大阪ドーム、通天閣、住之江公園、大阪南港までの42.195㎞です。
 スタート地点の大阪城公園や府庁前は木々が美しく色づいていました、



左の玉造で右折し、文楽劇場の前を通り難波に向かいます。この辺りでは選手はまだまだ元気です

右は御堂筋の道頓堀
スポタカ前です

 心斎橋辺りでは、これから淀屋橋を経て中之島に行く選手と、戻って来てこれから難波に行く選手が行き違います(左)

 本町と淀屋橋の間の御堂筋では、色づいた銀杏並木が綺麗です。その御堂筋の真ん中を走るのは、本当に爽快です(右)

 紫色のウエアは水のエイド(右)  オレンジ色はアミノバリューのエイド(中)後は大阪ドーム   ドーム近くに多い沖縄出身者の応援パーフォーマンス(右)



 
 コック姿のランナーと食博の幟を持った応援グループ

 右は大阪マラソン限定栗饅頭のエイド


 南港大橋の上りは最大の難所です。そこを下れば大阪南港でコンテナふ頭を横に見ながら走ります。ようやくコスモタワーが見えてきました。


 ゴールに近づいてくると、応援の大歓声が聞こえてきます。フィニッシュした選手は安堵の表情と共に、こみ上げてくる嬉しさで一杯です。


 第2回大阪マラソンでは2名の心肺停止の選手が出ました。どちらも救護スタッフにより直ちにAEDを施行され、一命をを取り止めています。




 第3回大阪ごちそうマラソン

 「目に、おなかに、心にもごちそう」をテーマ掲げ、今年で3回目となる地域密着型の大会です。参加定員が1000名と少数のため、今大会はすぐに定員に達してしまいました。大阪マラソンのコースから少し外れた大阪市の港区、此花区、西区がそのコースです。

 「目にごちそう」では、この地域の観光資源、例えば天保山渡船やUSJ周辺などを、目で楽しみます。
 「おなかにごちそう」では、商店街や地元町会などによる給食エイドで、心のこもった食べ物、飲み物が一杯用意されています。
 「心にごちそう」では、地域の子供たちの伴走や、児童虐待防止のオレンジリボン運動の啓発活動が行われます。

1 港区エリア  スタート - 八幡屋エイド - 港商店街 - 海遊館


 最初のごちそうエイドは八幡屋公園を一周して帰ってきた八幡屋商店街で、まだ2.5㎞しか走っていません。たこ焼き、イカ焼き、いなりずし、わらびもちのエイド、続いて鶏から揚げ、野菜天ぷらと続きます。
 左は海遊館と水上警察の警備艇
 右は大阪天保山からユニバーサルスタジオ(USJ)に渡る渡し船


2 此花区エリア  USJ - 島屋エイド - 春日出エイド - 安治川トンネル

 左はクリスマスデコレーションされたUSJ入口、下は焼き鳥、石焼き芋、紅白餡餅


 
ビリケンさんは春日出商店街の守り神です。下はイカ焼き、サンドイッチ、お寿司



3 西区エリア  九条エイド - 和光寺エイド - 高台エイド - 日吉エイド

 左は爪楊枝を刺したホルモン焼き(もつ焼き)


 阿弥陀池のある和光寺ではあみだ池名物の福おこしが、高台エイドではこの地が発祥のグリコが振る舞われました
 日吉エイドでは老舗のお茶屋さんでお抹茶と和菓子をゆっくり腰をおろして頂戴しました


4 港エリア  繁栄エイド - 夕凪エイド - ゴール
 京セラドーム大阪の横を過ぎると、再び港区に戻ってきます。お腹は既に一杯ですが、まだまだごちそうエイドが続きます

 左は昔懐かしいミルクせんべい(薄いせんべいの間に練乳を挟んだもの)、下はお好み焼き、漬物、冷奴


 満腹でもおいしい本格的手打ちうどんを食べて、ゴールに向かいます。
 選手は幸せ一杯腹一杯でゴールです。
 右は食べきれずに持ち帰ったお土産

 満腹でもおいしかった本格的手打ちうどんを食べてから、ゴールへ。右は食べきれずに持ち帰ったお土産

 写真でご紹介したごちそうは、このマラソンで出たその一部です。実際のごちそうマラソンの面白さ、すごさは、来年のこの大会に参加してご自身で体験してください。